超久々の書き込みです。
なかなか工作する暇がありません。
さて、先日頼まれて尺八づくり教室をやってきました。
もちろん、地を塗った尺八ではなく、シンプルな地なし管、それも以前作った箒の尺八くらいのものです。
初めてのことなので勝手もわからず、道具も足りなかったのでバタバタしましたが、皆さんそれなりに楽しんで作られました。
小学生も何人か来ていて、ちょっとコツを教えるとピロピロ吹いている子もいました。
あの中から、1人でも将来邦楽を楽しんでくれればと思います。
少なくとも、今回の行事が興味を持つきっかけにはなったと思います。
さて、イベントの準備で会場に行った際、たまたまおられた施設のボランティアスタッフの方から
「ウチに吹いてない尺八があるけどいるかい?」
と言われました。
もちろん「いります!ありがとうございます!」と即答しました。
こういうものはご縁のモノで、これまでも何かと楽器をもらったり、
無期限でお借りしたりとイロイロありました。
後日頂いた尺八は、少し古い都山の6寸管。
継ぎは鼈甲(?)です。
鳴りやピッチは問題ない感じです。
ただ、顎あたり下にヒビがあるのと、歌口が欠けていること、継ぎが少し緩いことなど、何点か修理が必要です。
Gifted Syakuhachi
割れはチキリで継いでありますが、その上からさらに割れています。
残念ながら綺麗に直すスキルが私にはまだ無いため、修理に出すかスキルができるまで待つか悩ましいところです。
Cracks jointed with "Chikiri"
いずれお金がたまったら、修理をしたいところですが、他にも出費がかかりそうなのでしばしはそのままですね。
余談ですが、イベントの際「お家にマダケの林がありましたら、切らせてください」と冗談半分に行ったところ
「友達の家にあるから頼んであげる」という方が1名。
なんでも言ってみるもんですね。
今年も竹堀りシーズンになったら、お願いして行ってみようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿