前の記事で書いた尺八を修理したいという欲求に駆られ、ひび割れを直す練習を始めました。
練習用の竹は、乾燥中にパックリ割れてしまったものです。
Material for practice
さすがに割れの修理法を詳しく書いたHPは見つかりません。
割れの応急処置はいくつか見つかりましたが、竹を掘り込んで巻く方法は分かりませんでした。
しかし、いくつかの断片的な情報があったので、それを頼りに試行錯誤してみることにしました。
尺八の割れ修理セットなるものが販売されていましたので、それで素材は何となくわかります。
いや、それを買えばすぐにわかるんですけどね。自分で何とか出来る範囲はやってみるのがコンセプトなもので・・・
まぁ、お財布事情がメインの理由ですが。
まずは、ホースバンドで締め上げてみます。
もともと割れた竹ですので、惜し気はありません。
一番左のホースバンドには傷を防ぐために布を張りました。
張らなかったらどれくらい傷が入るかの実験です。
乾いた竹はドライバーで締めたくらいでは閉じませんでした。
Tighten bamboo by hose band
軽く締めた状態で、湿気を含ませるために漆室(という名の発泡スチロール)に入れました。
Tighten and put in a humid box
二晩ほど置くと、割れ目が見えないくらいに閉じていました。
after 2 days, closed cracks
とりあえずは第1段階は成功したかな?
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