竹は山で光を求めて伸びていきます。
さらに山には傾斜があり、その竹が生えた環境によりそれぞれ曲がっています。
あまりにも曲がっていると楽器にしにくいので、まっすぐに伸ばします。
竹は熱を加えると曲げることができます。
本当は炭火が良いのでしょうが、今回はカセットコンロを使ってみました。
竹を曲げるためには専用の道具がありますが、今回は身近にあるものでやってみます。
1)車のジャッキを使ってみる
ネットの情報を参考に、まずは車のジャッキを使ってやってみました。
ロープの輪を二か所作り、炙った竹をセッティングして、曲げたいところをジャッキで押し上げます。
しかし、セッティングに時間がかかり、調整する間に竹が冷めてしまいます。
専用の治具を作るか、作業に慣れればいけるのでしょうが、とりあえず別の方法を模索。
2)シンプルにしてみる
よりシンプルに、一か所の輪と枕木だけにしてみました。
根と反対側を手で抑え込み、いい加減の所でロープで固定しています。
これはナカナカいい感じです。
竹をしっかり炙って、ジワジワ曲げる>また炙る>曲げる、とゆっくり曲げて行ったつもりでしたが・・・
曲がりが強かったため、何度もやっているうちに、竹が焦げた!
さらに、力がかかったところにヒビが…orz
熱したところと熱されてないところの境目位なので、そのあたりに硬さの差があったのか
それとも、他の要因か・・・
もう少し広範囲に、段階的に炙ったほうがいいのかな?
運よく、継ぎのあたりなので、ごまかせるかな?
とりあえず先に進んでみます。
なにせ初めてなもんで、トライ&エラーは織り込み済み!
一人でやる以上は徐々に経験を積んでいくしかないですね。
しかし、購入した竹材でこれをやらかしたら、かなり悲惨ですね。
まぁ、刈って来て油抜きして乾燥させた手間を考えたら、ちょっと泣きたいですが・・・
とりあえず金銭的なダメージは少ないです。
さて、この先は色々工具が必要な工程。
出来るだけ有るもので賄いますが、どこまでやれるやら。・・・
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